こんにちは、ponです。
2月29日から当面の間、公演中止する旨発表されましたね。
私はギリギリ観ることが出来ました。
早くコロナ落ち着いてほしいなぁ。
マスクもないし、不便不便…
今回はまずお芝居『眩耀の谷~舞い降りた新星~』の感想から。
ネタバレ含みますのでご承知おきを。
完璧な内容理解は難しい
お話は漢字ばっかりで私には難しいw
私中国のお話って本当に苦手…
なんかこういう人とか部族がいて、こういう感じかなぁ〜ぐらいしか理解できてませんw
正直どの人がどの部族で、とかはっきりはわかってません。
それでも楽しめた部分をご紹介します。
お話の世界観は私は好きな感じでした。
純粋な丹礼真:礼真琴
とにかく丹礼真のいい人感が、今のこっちゃんだから出来る役かな、という印象です。
経験を積めばもっと男役くささが出て、純粋な青年役はちょっと…てなる可能性もありますもんね。
丹礼真の人が良すぎて騙される、純粋で一生懸命な感じが良かったと思います。
そんな心優しい礼真が、悩み苦しむ姿は見ていて辛かったです。
途中から礼真の笑顔がないんです。
最初はあんなに笑っていたのに…
いろんな事がありながらも、そこにしっかり向き合って悩みながらも前を向いていく礼真と、こっちゃんを重ねて見るとまた違った感動があります。
そして、剣を振り回しての群舞はさすがこっちゃん!めっちゃかっこいい!
めーっちゃ上手。本当上手い!!
8の字に振り回すときの身体の揺らし方が素敵。センスあるなぁ。
滑らかで、素早く、でもバタバタしていない、さすがの剣捌き。
一瞬なのですがこのシーンでまたこっちゃんが大好きになりました。
実は子持ちの瞳花:舞空瞳
瞳花が礼真に、私には5歳になる子供がいるって言うとこ。
えーーってなりましたw
もっと若い設定やと思ってました。
そりゃ礼真もびっくりしますわね。
しかも、その子の父親はあの人。
まぁとにかくなこちゃんはかわいいかったw
オープニングに1人センターで舞っている姿は本当に美しかったです。
袖まで美しく形になっていたし、扇の扱いもしっかりしていました。
あと、ラスト近くで、感極まって言葉にできない想いを舞って表現する(?)ってシーン。
瞳花にピンスポ当たって踊り出すのですが、そのうまさったら!
上を見ながら片手を上げて、ちょっと屈みながら回るのですが、フィギュアスケートみたいでした。
滑らかだし、遠心力感じるし。
下に氷でもあるんかなーみたいな。
魅せるダンスですよねぇ〜大好き。
男役くささプンプン謎の男:瀬央ゆりあ
最近劇団は2〜3番手の若手に髭つけるの好きなのでしょうか。
キキちゃんも、今回の瀬央さんも、次の月組のれいこさんも。
私あんまり髭好きじゃない…w
でもね、そんなの気にならないぐらい衝撃的なことが。
瀬央さん、いつの間にこんなにどっしりした頼れる男役さんになったの?!
こっちゃんと2人で歌うところとか、うわ〜///って思いました。
前までは、失礼ながら、声がブレたり弱かったりしていた印象があります。
でも、今回はめっちゃかっこいい!
力強く、男役さんらしく低い声も出ていました。
見た目も男らしくなって。
役所がおいしいってのもあるかもしれませんが、すごく成長を感じました。
個人的に、こっちゃんとの掛け合いは嬉しくて、終始ニヤニヤしながら見ちゃいましたw
今後もこの2人の絡み見たいな~
族の為に命を懸けるクリチェ:天華えま
セリフが多いのもあるとは思いますが、天華さんなんか目立つ気がする。
初めて丹礼真が谷に来た時、このヤローって雰囲気が1番出ていたと私は感じました。
熱演です。
あとは、セリフも聞きやすかった。
男役さんあるあるだと思いますが、声を低くしようとして、顎を引いたり喉を絞って発声する方っていますよね。
あれ、私苦手です。
セリフが聞き取りづらいんです。
顎周りに力を入れているから、スムーズなセリフ回しがやりにくいんでしょうね。
その点、天華さんは聞き取りやすくて内容が入りました。
天華えまさん。
ぴーすけさん、って言うんですね。
覚えとこ。
座ってるだけで絵になる王后:華雪りら
もう信じられないぐらいかわいいし、美しい。
華形ひかるさん演じる宣王の隣に座っているだけなのですが、美しすぎてどうしても目が行ってしまうんです。
セリフは一言ぐらいだったんじゃないかな~
それでも、舞台で一際美しく、お衣装も豪華でお人形さんみたいでした。
王后役以外でもちょこちょこ登場されるので、みなさん是非探してみてください。
お団子食べようとするとことか激かわでした。
安心感も感じられた春崇:有沙瞳
今回はくらっちどんな役なのかな~って思ってみていたらストーリーテラーなんですね。
個人的には、他の方と絡む役だと嬉しかったな。
でも、私はくらっちの声も好きなので結果良かったかも。
ただ話を語るだけでなく、そこにしっかり感情が出ていたと思います。
丹礼真が、信じていたものが揺らぎ父へ手紙を書くシーンのくらっちの語り方。
それまでの話し方とも少し違い、礼真の辛い心情が声色で伝わるような語り方でした。
ストーリーテラーって上手くないとダルく感じると思うのですが、くらっちはダルさもなく逆にハラハラ感もなく安心して聞けました。
安心感や貫禄、ベテラン感が出てきているな~という印象でした。
仲間だと思っていた慶梁:天寿みつき
さすがの貫禄です。
ちょっとした表情や仕草が伏線になっています。
みっきぃさんのすごいところは、いい人役も悪い人役もすんなりできちゃうところかなって思います。
今回も、がっつり仲間でいい人だと思っていたのに…
弓矢で撃たれるシーンの最期の声もいいですね。
お芝居でこういう役者がいると、頼もしいです。
あとシンプルに美しいw
お衣装とか髪型もみっきぃさんに似合っていたのかめっちゃ綺麗でした。
まとめ
お話自体は難しいところもありましたが、私は楽しめました。
最期に夫婦となった丹礼真と瞳花が豪華なお衣装を着て出てきますが、そこのこっちゃんの表情…
最初の登場は無邪気で明るい表情だったのに、この最後のシーンでは男らしく頼れる表情に変化しているんですね。
いい旦那さんです。
他にも、はるこさんという頼もしい役者もいますし、今後の星組のお芝居が楽しみになりました。
お芝居の感想は以上です。
ではっ!
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