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宝塚の2番手切りとは?【瀬戸かずやは2番手切りなのか】

花組

こんにちは、ponです。

先日、花組の瀬戸かずやさんの退団が発表されました。

瀬戸かずや退団【私はあきらさんは貴重な役者だと思う】
既に退団を発表されている華優希さんに加え、新に5名の退団者が発表されました。

包容力と渋みのある素敵な男役さんなだけに、私はちょっと寂しいなと感じています。

そんなあきらさんの退団ニュースのコメ欄に数多く見受けられた言葉が「2番手切り」。

今回はそんな「2番手切り」について、私の考えを書きます。

会に入ったり、遠征したり、熱烈に応援されている方々からしたら「ふざけんな!」な内容かもしれません。

ですが、私個人の考えなので、この考えや意見を押し付けようとも、これが正しいとも思っていません。

まぁその辺り、理解できる方のみ読み進めてください。

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2番手切りって?

読んで字のごとく、2番手まで行ったけどトップにならずに退団することです(合ってます?w)

これを「2番手退団」ではなく「2番手切り」というそうな。

誰が言い始めたか知らんけど、キツイ言葉ですね。

私が熱心に宝塚を観ていたころにはなかった言葉だと思います。

私が観ていたころに「2番手切り」という言葉があったとしたらこの人かなって思うのは、花組の朝香じゅんさん。

大浦みずきさんトップ時代の2番手さんです。

涼やかな容姿と物腰柔らかな話し方が私は好きでした。

朝香じゅんさんも2番手で退団されましたが、たぶんその時は2番手切りなんて言ってなかった気がします。

私が知らないだけかもしれませんが。

何故「退団」ではなく「切り」なのか

これはあくまで私の解釈ですが、2番手まで上げたけど生徒さんやファンの意志に反してトップにさせず2番手止まりにさせることだと感じました。

宝塚では、2番手まで行くとトップ就任が暗黙のルールというか、その流れが浸透しています。

その流れでなく退団やたまに専科異動という道もありますが、主な流れとしては2番手→トップ就任。

しかしこの流れは所詮「暗黙」であり、確実ではないのです。

トップに就任するまで、劇団から査定され続けるのです。

劇団からすると経営者としての見方をするので、「集客力」つまりは劇団の利益にどれだけ貢献できるかという指針で人事を図るのでシビアになるのも仕方ないのは理解できます。

まぁたまに何で?って方を大抜擢する場合もありますがねw

しかしファンの心理からすると頑張ってやっと2番手まで来たからトップになってほしいと思うわけです。

そんな中、その生徒さんより下級生がその組のトップに就任したら、そういう宣告なのかと感じます。

「おいっ!!」ってなるわけです。

そのような、生徒さんやファンの気持ちを劇団が酌まない人事をすると反発する形で「切り」という言葉が使われるのかなと感じました。

瀬戸かずやは2番手切りだったのか

では、今回退団を発表されたあきらさんはどうなのでしょうか。

2番手までいったけど、トップになれずとも別の形で組や劇団に貢献したり、自分の中での男役を極めたりされる方は「2番手切り」ではなく「2番手退団」だと思います。

だから、今回のあきらさんの退団は「2番手切り」ではなく「2番手退団」かなって私は思いました。

個人的に感じていたことですが、みりおさん(明日海りお)の頃から、正直あきらさんは路線ではなかったと思います。

でも、特に花組のファンというわけでなかった私でも、花組の舞台を観劇した際にはあきらさんは作品・組に必要な方だと感じました

あきらさんは色気もありスマート、お芝居でもキュッと作品を締めてくれますし、ショーでも安心感があります。

みりおさんやれいちゃん、花組の組子にとって大切な存在となったうえ、現2番手まで行ったあきらさんは素晴らしいと思います。

これだけの影響力を持ち、下級生にも頼りにされ、たくさんの作品を支えたあきらさんを気持ちよく送り出す為にも「2番手切り」というキツイ言葉は避けたいと私は感じます。

ファンとしては受け入れがたいのは当然

ここまで書きましたが、長年応援してきた生徒さんが2番手までいったのに路線から外されトップになれないとなると、ファンの方が憤慨するのは至極当然だと思います。

私も応援している2番手さんがトップになれないと悲しいです。

でも、その生徒さんの退団が決まったとして「2番手切りだ!」ってなるかは、私はちょっと疑問。

その生徒さんに対して、あなたは切られましたよって言ってるようなもんでしょ。

それはちょっと不躾に感じるので避けたいなって考えます。

人気・実力があるのにも関わらずトップになれない方。

過去にもたくさんいらっしゃったと思います。

これからもきっとあるでしょう。

納得できない人事ももちろんありますが、好きな生徒さんが少しでも達成感をもって退団できるよう最後まで応援したいと私は思います。

ではっ!

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