こんにちは、ponです。
長年宝塚歌劇を観てきましたが、こんなこと今までなかった気がします。
宝塚歌劇団は、指摘を受けた「過密スケジュール」について改善策として来年1月からの公演スケジュールを見直すと発表しました。
宝塚歌劇では、11月14日に公表した調査報告書で対処すべき課題(提言)として指摘いただいた内容を真摯に受け止め、各種改善策に取り組んでいます。
宝塚歌劇HPより
そのうちスケジュール改革につき、「過密な公演スケジュールの解消」、「新人公演の在り方の見直し」等につきまして、前倒して実施いたします。
見直しの概要
- 稽古日数ならびに舞台稽古日数の増加
- 1週間あたりの本公演の公演回数を、「週10回」から「週9回」に変更
- 新人公演の在り方の見直し
過密スケジュール改善のためにお稽古に余裕もたせて、公演回数減らすって感じですね。
「新人公演の”在り方”の見直し」というのが、私はあまりピンときませんでした。
在り方とはどういうことでしょう?
本公演やって新公のお稽古もってなったら大変ってことですかね。
ならば本公演千秋楽以降に新人公演やるってのはどう?
とりあえず新公は来年3月までは東京宝塚劇場のみの上演となるそうです。
以降は改めての発表となります。
公演ごとの変更点
上記の変更に伴い、来年からの上演は大幅なスケジュール変更となります。
変更点は以下通りです
宝塚大劇場公演
【星組】
●初日 1月1日13時公演 → 1月5日15時30分公演に変更
※1月1日13時公演~1月5日11時公演は中止
●1月11日15時30分公演、1月18日15時30分公演、1月30日15時30分公演、新人公演を中止
【花組】
●初日 2月9日13時公演 → 2月10日15時30分公演に変更
※2月9日13時公演は中止
●2月18日11時公演、2月20日15時30分公演、3月5日15時30分公演、新人公演を中止
東京宝塚大劇場公演
【雪組】
●1月9日18時公演、1月16日18時公演、1月23日18時公演、1月30日18時公演、2月6日11時公演を中止
【星組】
●2月29日18時公演、3月5日18時公演、3月12日13時30分公演、3月19日18時公演、3月28日18時公演を中止
まとめ
年明け初日が変更になるなんて今までなかったのでは?
初出式もないでしょうね。
しかし個人的には今回の変更は、結局のところ根本的な改善にはなっていないと感じ残念に思います。
提携先などいろいろ契約があって簡単に変更できないのかもしれませんし、在団中の生徒さんやスタッフの方の生活の為にも立ち止まるのは難しいのかもしれません。
ですが、劇団の対応が本当に真摯ではないと感じてしまいます。
週10公演を9公演に減らすのも微々たるものだし。
花組公演に関しては、1日だけのズラしってなに?
単なるパフォーマンスととらえられてもしょうがないと思います。
私はもっと劇団の”中”を改善する方がいいのではと思います。
事件以降の劇団の対応は、やることなすこと裏目に出ている気がしてしょうがない。
どうしてこんなに感覚がズレているのでしょう。
運営側、理事長含め交代したほうがよろしいのでは?
世の中から今求められているものが、どういったものなのかが全く掴めていない経営者はダメでしょ。
わからないなら、いっそのこと現在友の会会員の方に意見求めるとかしたらいかがでしょうか?
ホントモヤモヤするなぁ。
御贔屓が退団したら、宝塚歌劇から離れるファンの方もいらっしゃるかもしれませんね。
コメント