スポンサーリンク

【退団】紅ゆずるという唯一無二のトップスター【東京千秋楽ライビュ観に行った】

星組

みなさま、こんにちは。ponです。

2019年10月13日をもって、星組トップスター 紅ゆずるさんが宝塚歌劇団を退団されました。

私はライブビューイングで千秋楽を1人で見ました。

その感想をちょこっと綴ります。

スポンサーリンク

まさかの前楽が公演中止

千秋楽を控えた10月12日、台風19号の影響で公演中止となりました。

ファンの方は本当にショックだったのではないでしょうか。紅さん自身もショックだったでしょう。

昔、阪神淡路大震災の時に、当時安寿ミラさんの退団公演が上演されていたのですが、大劇場が被災してしまい公演中止になったことがありました。

しかし、ファンの方の声で特別に後日サヨナラショーが執り行われました。当時の安寿ミラさんの人気は凄まじかったですからね。

今回の場合は、前楽は中止になりましたが、千秋楽は無事上演されたので振替とかなさそうですね。

本当に上演できるか、すごくヒヤヒヤしましたが。

『GOD OF STARS-食聖-』

こういうコメディーって本当に難しいだろうなって思います。

笑わせようという姿勢が強すぎると、見てる方って冷めません?w

照れながらやってる方を見ると、見ている方もなんだか恥ずかしいーなんてこともありますし。

そこをナチュラルにサッとやってのけるのが、紅さん。

紅さんのコメディーだと安心してワクワクしながら見られるんですよね。

あまりにも紅さんがサラッとやっているので簡単そうに見えますが、コメディーの間、アドリブ、リアクション、どれもとても難しいものです。

千秋楽ということもあり、随所にアドリブが散りばめられていました。

一番印象に残ったのは、小林寺から食材探しに行こうと気合を入れてはけるときに、みっきぃさん(天寿光希)が紅さんに「口は悪いが、お前に出会えてよかった」って言ったんです

それに応えて紅さんが「俺もだ!」って…

紅さんとみっきぃさんの関係を考えたら、もう号泣…

千秋楽ということもあり、本当に星組全員が楽しそうでした。それが余計に泣けるっ!!

最後に全員でわいわい騒いでいるシーンなんて、紅さんらしいですし、それがまた感動しました。

『Éclair Brillant(エクレール ブリアン)』

ショーの方でもアドリブが随所にありました。

プロローグで、紅さんがこっちゃん(礼真琴)を思いっきり抱きしめていました。こっちゃんもちょっとビックリしてましたw

こっちゃんとせおっち(瀬央ゆりあ)は、頻繁にアイコンタクトをとっていました。いい雰囲気だなぁ95期。お2人ともこれから立場が上がりますし、同期が同じ組にいるって心強いでしょうね。

中盤のボレロのシーンは本当に息が苦しくなるほど、緊張感が張り詰めた重厚なシーンでした。本当に素晴らしいシーンです。

いつもより拍手も長かったです。

そしてデュエットダンス。

銀橋で抱き合う直前、紅さんが綺咲愛里さんに何か言ってましたね。その後、綺咲さん泣いてました。綺咲さんがお辞儀するときに、紅さんはお客さんと一緒に綺咲さんに拍手を送っていました。そんなトップさんいます?w

しっかりお互い尊重しあえているトップコンビって尊いですよね。紅さんは綺咲さんのこと大好きなのが溢れていますし、とても大切そうに抱きしめていました。もうそれだけで感動。

サヨナラショー

一言でいうと”紅さんらしいサヨナラショー”でした。

紅子さんもばっちり出演w

オケの方々ともとても仲良さそうでした。いつもオケボックスからうちわで扇いでくれてるそうです。他の生徒さんにもされるのかしらw

しっかりゼロ番(センター)もチェックされてましたし、最後に銀橋も撫でてました。

そうそう!紅子さん気になる生徒さんがいるって言ってましたよ。真琴よ、真琴ッ!w

顔は可愛いのに声がハスキー。ギャップがたまらないそうです。

過去に演じた作品の曲を何曲か歌っていましたが、私は「ガイズ&ドールズ」のネイサンが見れたことがすごくうれしかったです。かっこよかった。

そして、最後は組子に見守られながらトップコンビが真っ白なお衣装を着て大階段を降りてきました。すごくいいお衣装。とても美しかったです。

真っ白な衣装を着て、銀橋を1人で渡り、センターで手を広げる。紅さんはこれが務まるトップスターでした。

組子さんもみなさん号泣でしたね。

前楽が中止になってしまったことが、余計に組子の気持ちを一つにさせたのか、素晴らしいサヨナラショーでした。

紅ゆずるのあいさつ

紅さんへの花束は、元宙組トップスター朝夏まなとさんでした。

紅さんはあいさつで、「宝塚人生のゴールに、見えるものがこんなにもきれいなものだとは想像できませんでした。今までの過ごしてきた時間はこの瞬間のためのものかもしれない」(意訳)とおっしゃっていました。

とても素敵な言葉ですね。長く険しい道を歩んできた、乗り越えてきた紅さんだからこそ、意味のある素敵な言葉になったんだと思います。

また、紅さんは「小林一三先生、宝塚を作ってくださってありがとうございました」と叫んでいました。本当に宝塚が大好きなんですね。

やはり宝塚が好きという気持ちってすごいパワーがあるんだなって思います。

星組を引き継ぐ礼真琴

紅さんのあいさつの中で、次はこっちゃんが星組を引っ張っていくという言葉が紅さんから出ました。そのとき、こっちゃんはしっかり力強く頷いていました。

こっちゃんもうすでにゲッソゲソに痩せてきてます。目の下にもお疲れが見られます。

紅さんが築き上げたもの、紅さんのエンターテイナー性。こっちゃんにとってはすごくプレッシャーだと思います。

しかし、紅さんと同じようにすることは不可能だと思いますし、必要もないと思います。

紅さんのエンターテイナー性は誰も真似できないでしょうねw

こっちゃんには、確実な実力がありますし、これからこっちゃんの星組を作っていけばいいのです。相手役のひっとん(舞空瞳)も意志が強そうですし、とてもタフなコンビになりそうですね。

こっちゃんがんばれーーーー!!

まとめ

とにかく今日見てきて覚えている・印象に残っていることについてババっと書いたのでまとまりがなくすみません。しかし、この感動を伝えたいんです。

諦めなかったからここに立っていると、宝塚大劇場千秋楽でおっしゃっていましたよね。

今回の台風もそうですが、紅さんって本当にいろいろ奇跡です。

決して優等生ではなかった紅さん。個性も強く関西色を前面にだしていましたし、なかなか風当たりが強かったのではないでしょうか。ご本人も相当な、でこぼこ道を歩んできたとおっしゃってました。

しかし、そこは紅さんの努力と人柄、宝塚への愛の力でトップスターまで昇り詰めました。相当な苦労と努力があったのだと思います。

正直トップスターになってからも、技術面では目に余るところがありました。しかし、紅さんは手を広げただけで場を飾れるスター性があったと思います。

間違いなく超一流のエンターテイナー。彼女ほどの個性と笑いのセンス、強いハートを持ったスターは、今後もなかなか現れないのではないでしょうか。

宝塚星組トップスター 紅ゆずるさん。

本当におつかれさまでした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました