こんにちは、ponです。
今回は、私が大好きな作品のご紹介です。
ただし、子供の頃に見たきり見ていないので記憶が曖昧な部分もあります。
スカイステージにも入っておらず、昔の映像をなかなか見る機会がないので…
そして、かなりネタバレありますのでご承知おきください。
1992年 月組『PUCK』
ここでまず、念押ししておきたいのが、私が大好きなのは涼風真世さん主演の『PUCK』です。
再演の方じゃありません。
ここ重要です!w
再演の方は全く観ておりません。
初演と再演で内容が多少変わっているかもしれないのですが、そこらへんわからないのでご承知おきを。
シェイクスピアの「真夏の夜の夢」をモチーフに、妖精パックが人間に恋をし、愛を得るために活躍するコメディ作品。松任谷由美がテーマ曲を提供。’92年月組・宝塚大劇場。作・演出は小池修一郎。涼風真世、麻乃佳世、天海祐希 他。ストーン・ヘンジで有名なコーンウォール地方のグレイヴィル家では、ミッドサマー・イヴ(夏至の前夜祭)恒例の音楽祭が行われていた。グレイヴィル邸には、美少女ハーミア(麻乃)と地味なヘレン(彩輝直)という従妹姉妹がおり、ダニー(久世星佳)とラリー(若央りさ)はハーミアに夢中。その音楽祭の最中に森番の息子ボビー(天海)たちが乱入し、蹴散らしてしまう。その日の夕方、妖精パック(涼風)が生まれ、妖精王オベロン(真織由季)と女王タイテーニア(羽根知里)、そして妖精たちに迎えられる。妖精は心の眼を持つ人間にしか見えないと教えられたパックは、人間界に出かけるが、ハーミアだけがパックに気付く。時は過ぎ、子どもたちは成長し、ハーミアはパックと再会するが…。
SKY STAGE 番組詳細より
ただのコメディ作品ではありません。
最初のうちは、お話自体も面白いし、子供時代なので明るく楽しい雰囲気です。
しかし、大人になってそれそれの環境や周りの状況も変わり、徐々に悲しいような、切ないようなお話になります。
でも、最後はとっても感動して温かい気持ちになれる。
そんな素敵な作品だと思います。
そして、キュンキュンするシーンもあります。
パックとハーミアがシーツを畳むシーン。ここ大好き。
そして不思議なことに、1度すべてを見てから、もう1度見ると、はじめの方の楽しい雰囲気・歌でも感動しますw
かなめさんのPUCKを見たのは、まだ私の年齢が一桁の時代でした。
そんな子供でも、楽しく見れて、しかも感動したことを覚えています。
当時は、台詞や振付を真似したり、主題歌を歌いまくったりしていました。
ビデオを擦り切れるぐらい何度も何度も見ていました。
今でも台詞が言えるぐらい、本当に大好きな作品です。
配役とそれぞれの見所
パック:涼風真世
ミッドサマーイブに産まれた妖精。
男役を極めてきたトップスターさんが妖精なんて、なかなかないですよね。
しかし、かなめさん(涼風真世)は本当に妖精でした。
ご自身でも「昔妖精、今妖怪」とうまいこと言ってますしw
パックが岩(ストーンステージ)から生まれて登場するのですが、そのシーンがとっても神秘的で幻想的で、でもかわいくて温かい不思議な空間です。
衣装も、髪型も、耳も、かなめさんだと違和感がないんです。
初めて声を出すところも可愛いのですが、その後の「風の囁きが~」の歌のダンスのかわいいこと!!
周りにたくさん妖精がいて、かなめさんは白のふんわりなお衣装で踊っています。
そのお衣装でぴょんぴょん踊っているのが可愛くて可愛くて…
歌もダンスも出来るかなめさんだからこそ、かわいいけど、“お遊戯会“にならないんだと思います。
可愛い顔して、たまにキツイことをサラッと言うところも大好きです。
ハーミア:麻乃佳世
マジで天使!!
フェアリー系のトップさんの相手役が難しいというのは、皆さんこれまでの経験でいろいろお察しかと思います。
しかし、よしこちゃん(麻乃佳世)は違和感なくお隣が似合います。
それぐらいかわいい!!
妖精を信じている美少女という設定に無理がないぐらい天使でした。
そんな天使が最後には自分を犠牲に大切なものを守ろうとする…
かなり泣けます。
ボビー:天海祐希
でましたよ、ゆりちゃん(天海祐希)!
やんちゃで、ちょっとアホっぽくて、でも優しくていいやつ。
そんなボビー役が、ゆりちゃんにすごく合っていました。
歌は…ですが、ゆりちゃんの凄まじいキラキラオーラは当時から群を抜いていました。
もう目立つ目立つ!
まだ研6とかでしたよね。
一言で客席を笑わせたり、ロバになるシーンもとってもゆりちゃんぽくって、子供の頃はゆりちゃん=おもしろい人でしたw
ダニー:久世星佳
のんちゃん(久世星佳)は、スーツ姿が抜群にダンディーでかっこいい。
その、のんちゃんが少年役を演じる!
それだけで、もうおもしろいですよねw
たしか、白のハイソックス履いてたと思うのですが、のんちゃんは背が高いから違和感が…w
登場から、客席がざわついていましたw
それも含めて魅力です。
ラリー:若央りさ
この方の演技力を感じた作品だと思います。
子供からちゃんと大人になってるんですよね。
声や仕草の落ち着き度合いが、しっかり成長が感じられる演技なのです。
ホントすごい。
子供時代はかっわいいんです。
「Aを下さいっ!」
このセリフめっちゃ覚えてるw
ヘレン:汐風幸
私が見たのは幸さんのヘレンだったんです。
彩輝直さんもヘレンされたんですね。知らんかった。
幸さんのヘレンは、肩幅が男役だった記憶がありますw
あと、スキップがめっちゃ軽やかw
ちゃんとコメディー要素担当の役目を果たされています。
役作りが絶妙なんですよ。
よく見るとかわいいんだけど、男役がチラつく感じw
私、幸さん好きでした。
お芝居がうまいんですよね、自然な感じで。
すごく安心して見られる大好きな生徒さんでした。
2014年『PUCK』再演
5月はスカイステージで、龍真咲さん主演のPUCKが放送されます。
再演が決まった当時、私の正直な感想は「はあ~?」でしたw
すみません。
でも、「この作品は、このトップさんの為に作られた作品」というものが再演になるのは正直気持ちのいいものではありません。個人的な意見としてね。
なので、PUCKのお話の内容自体は大好きですが、まだ私の中で再演PUCKが受け入れられないので、見てみたい気持ちはあるのですがまだ見ませんw
珠城さんのボビーがちょっと見てみたいのですが。
スカイステージ加入している方は是非見てみてください。
ではっ!
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