あけましておめでとうございます。
本年も宝塚歌劇に関して、思ったことや感じたことをそのまま綴っていこうと思います。
拙い文章が多いとは思いますがよろしくお願いします。
さて、今年は幸運にも1月1日のチケットが手に入ったので母と観劇してきました。

お花はかなりこじんまりしていました。
元日だし特別に何かあるかと少し期待していましたが、いつもと違うことと言えば開演アナウンスが「明けましておめでとうございます。」だったことぐらいでした。
元日に宝塚を観劇するのは2004年の花組「アプローズ・タカラヅカ!」以来、実に18年ぶり。
そして、今回は月組新トップコンビのお披露目公演。
とてもおめでたい感じ!
ザックリの感想ですが、ネタバレ含みます。
牧野健司役:月城かなと
いい人だけど、ちょっとトラブル起こしちゃうキャラ。
海ちゃん演じる美雪に振り回されて、警察に捕まっちゃっても、強く怒ったりせず、じゃあ帰りましょって言ってくれる優しさ。
れいこさんの、お人好しのようなちょっと情けない感じの台詞回しと優しい声。
とても役に合っていました。
美雪役:海乃美月
気の強そうな声色と口調で、健司のことをお前とかしもべと言い、偉そうな感じ。
お転婆なお姫様という役どころがしっかり伝わる演技でした。
モノクロのスクリーンから出てきて、色を初めて見て興奮している姿は可愛らしかったです。
スクリーンからこちらに来た本当の理由を告げるあたりから強気なだけの姫ではないと感じます。
俊藤龍之介役:鳳月杏
今作品、1番印象に残った役者さんはちなつさんです。
ちなつさん演じる俊藤は、京映の看板スター。
看板役者なので、急に作品をミュージカル風にしようとか、自分のことを知らない人はいないとか、なかなか思い上がった発言をさも当然のようにします。
また周りも、彼の機嫌を損ねないようゴマをすりすり。
でも、傲慢な感じではない為か、ちなつさんが演じている為か、何故か嫌味な感じではなく魅力的なキャラだと感じました。
あー憎めないけど、頭空っぽのちょっと残念な役所って感じかな。って思いながら見ていました。
ですが、ラスト。
落ち込んでいる健司に
「男は簡単に下を向いてはいけない」
「足元を見ていたら今しか見えない」
などと、かなりの男前発言。
ここで私は俊藤さんに惚れました。
えー俊藤さんめっちゃいいこと言うやん!
俊藤さんの台詞を頭の片隅に刻んで今年1年行動したくなりました。
大蛇丸役:暁千星
アリちゃん今回は大蛇丸。
ベタベタヌルヌルの大蛇丸。
ヴィジュアル的には、トートっぽい雰囲気でした。
メイクや髪型、お衣装から人外な感じが出ていました。
そして大きい!
体格がよい方じゃないと似合わないお衣装でした。
山中伸太郎役:風間柚乃
おだちんさんは今回も超安定。
台詞回しや身振り手振り、ちょっとした仕草もとても自然で役が身体にしっかり入っている感じ。
台詞もとても聞きやすい。
何のストレスもなく見れます。
成瀬塔子役:彩みちる
今作品から月組生となったみちるちゃん。
主人公の健司に想いを寄せる社長令嬢。
乙女っぽい女性像。
雪組生としてラスト作品だった『CITY HUNTER』では、セクシー系の女性の冴子。
みちるちゃんは役の幅がとても広い。
今後も月組さんでの活躍がとても楽しみです。
まとめ
お正月だからなのか、初日だからなのか、お客さんのテンションが高かったように思います。
とても楽しい作品なので、ちょいちょいおもしろいところがあります。
クスッと笑えるところがちょいちょいあるのですが、客席からはかなり笑いが起きていました。
そんな笑う?って思うぐらい。
そんな楽しい前半とは違って、後半は涙涙、、、
私は映画版を見ていないので違いなどはわかりませんが、話の内容もわかりやすく全体的に退屈せず観劇出来ました。
笑いあり、涙ありの、とても楽しい作品でした。
お芝居の感想は以上です。
次回はショー『FULL SWING!』の感想です。
ではっ!
コメント