みなさま、こんにちは。ponです。
先日BSプレミアムで『ひかりふる路』と『SUPER VOYAGER!』が放送されました。
スカイステージに入っていない私からしたら、BSで放送してくれるのってめっちゃありがたいんですよね。
私は、ダイジェストしか見たことなかったので、今回全編見ることができて、とても感激しております。
今回はまず、『ひかりふる路』で特に気になったキャスト別で感想を述べます。
そして、壮大にネタバレ含みますw
リアタイで観劇された方からしたら、今更感があると思いますが、どうしてもこの感動を書きたかったのでお許しください。
それと、まだ通しで1回しか見ていないので見逃し、勘違いもあるかもしれません。ご承知おきください。
望海風斗:マクシミリアン・ロベスピエール
総じて感じたことは、可愛そう…
最初は理想に向かってキラキラしていたのに、周りから指導者として持ち上げられ引き返せなくなるロベスピエール。
勘違いとはいえ、親友に裏切られたと思いどんどん泥沼に…
そしてついに恐怖政治へと進む彼ですが、自身でも途中から戸惑っているのが、だいもんさんの表情からヒシヒシと伝わり、もうやめてあげて!って思いましたw
マリーアンヌが言うように、あなたの理想はもっと素朴なものだったはずでしょ!!
親友を処刑した後、次は何をやればいい…と、もう何を目指しているかも分からなくなるぐらい抜け殻になったロベスピエールですが、部下からマリーアンヌを取り逃したと報告を受けた時、ちょっと声が明るくなりホッとしたような表情を浮かべます。
そして、手もじもじ…かわいいw
このだいもんさんの表情や声の変化、動きなど、細かな演技が本当に素晴らしい。
最後に、処刑されるべき者は私だというシーン。ロベスピエール自身もう限界なんだろうなと思わせるだいもんさんの声の小ささと震え。
彼を中心に進めてきたはずなのに、彼の声も届かないほど周りがわーわー言ってる状況。もう全てが限界だったんでしょうね。ツライ。
歌の面はもう言うまでもないですね。上手いなんてもんじゃなく、心が震えます。
フランス革命という激動の時代を描いた作品に似合う力強く迫力ある歌声でした。
真彩希帆:マリー=アンヌ
この役はこの子じゃないと作品が成立しないんじゃないかと思わせるほど素晴らしい演技だったと思います。
伝えたいことは多々あるのですが、この作品のお気に入りの彼女のシーンを2つあげます。1つに絞れなかった…
1つは、だいもんさんを押し倒して、ナイフで刺し殺そうとするシーン。
ナイフを握り、振りかぶる構えのかっこいいこと。迫力があり、彼女の中の葛藤も見え素晴らしいと思います。
2つ目は、葛藤と焦燥のシーン。歌えるきぃちゃんだからこそ力を持つ場面ですよね。
愛するか殺すかの極端な選択に彼女自身も困惑、葛藤しているのがすごく伝わります。
特に“愛した人を殺すなんて出来ないわー”と叫び歌うシーン。本当にすごい!マジで鳥肌です!
ただ叫ぶだけではなく、感情爆破という感じがしっかり出ています。
娘役さんの上顎なんて見えることないですよねw
この時きぃちゃんはまだ研6とかだったと思いますが、あのだいもんさんの声量とお芝居について行けてる、負けていないのがすごいと思います。
この作品で、だいもんさんの相手役は彼女しか出来ないと知らしめることができたのではないでしょうか。
朝美絢:ルイ・アントワーヌ・ド・サン=ジュスト
この人いい感じに頭沸いてますw
理想の為なのか、ロベスピエールの為なのか、処刑なんてなんとも思ってない感じで、危険因子だからとどんどん摘発していく様は綺麗な顔をした悪魔です。
そして、私の中でどう解釈していいのか謎なことが。
それはあーさの片耳ピアス。
えっ!そういうこと?!と途中から気になって気になって…w
さらに、銀橋でロベスピエールをバックハグ!
見てて、なんで!って声出ちゃいましたよw
ロベスピエールそれどころじゃないから!
跪いてロベスピエールを崇めたり、マリーアンヌに冷たい表情向けてたり。あーさの美があるから余計に妖しくて。
ロベスピエールもロベスピエールで、何かあったらサンジュスト!サンジュスト!ってすぐ呼ぶしw
サンジュストをまとめると”狂った美形”という印象でした。
まとめ
私はこの作品は好きです。こんな濃い内容をよくあの短時間に収めたなって思います。
ちょっとラストがパンチ弱かったかな感はありますが…
私は『ひかりふる路』を一本もので見てみたいです。
パパッと進みすぎて、何故そんな思考・感情になったのか掴みきれないところがあるので、深く見てみたい気がします。
内容的に暗いのでしんどそうですがw
しかし、本当に見てる側が心配になるほど全力で演じられている雪組のみなさんが素晴らしい!
だいもんさんときぃちゃんのやりとりは、本当にこれは宝塚なのか?と疑問に思ってしまうほど、緊張感と迫力がありました。
大尊敬です!
また週末見ようと思っています。
ではでは、次回はショーの『SUPER VOYAGER!』について書きます。
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