こんにちは、ponです。
月組トップスターの珠城りょうさんが、2021年2月14日の東京宝塚劇場公演『桜嵐記』『Dream Chaser』の千秋楽をもって退団することが発表されました。
発表を聞いてちょっとモヤモヤというか、なんか不思議な感情を抱きました。
退団約1年前に発表って早くない?
珠城さんの退団発表のタイミング早くないですか?
あんまり今まで気にしたことがなかったのですが、イメージ的に「次回作で退団します。」って発表が多いかと思っていました。
でも、今回は退団まで2作あります。
ここにまずなんとなく違和感がありました。
嫌な考えですが、退団発表を早めることで次回作の集客につなげようとしてるのかなって。
退団するなら、その前に一応見ておこうって考える人は多いと思いますし。
今回もチケットまだまだ残ってますしね。
まぁただ単純に今年はコロナの影響がどう出るかわからないから、来年退団にされただけかもしれませんがね。
天海祐希に次ぐ早期トップ就任という肩書
「天海祐希に次ぐ早期トップ就任」
この肩書に何の意味があるのか…
天海さんは、研7でトップ就任。
天海さんは、エゲツない華と度胸と人気と愛嬌がありました。
そりゃトップになるわ、って思わざるを得ないぐらいの方でした。
珠城さんも、身長もあるし、なんといってもあの体格!!
最近では華奢な男役さんが多い中、貴重な存在です。
持っているものはすごくすごくいいんだと思います。
下級生の頃から抜擢されていたみたいですし、目立つ存在だったのでしょう。
しかし、就任当時、上級生を差し置いてまで早期トップ就任させるほどの人気・実力だったのでしょうか。
ご本人もトップ就任を聞いてすぐに首を縦に振れなかった、みたいなことテレビで話されていました。
今回の会見でも、天海さんと比べられるのは嫌だったとおっしゃっていますし、ご自身でもモヤモヤした部分があったのではないでしょうか。
無理をしての早期トップ就任は誰の為にもならない。
珠城りょうはもっと輝けたのでは
本当に個人的な意見ですが、劇団がもっと大事に育てていれば珠城さんはもっともっと素敵なスターさんになっていたと思います。
今が全くもってダメとまでは思っていません。
かっこいいのは、かっこいいし、全然嫌いではないです。
実際初めて舞台を観たとき、噂程悪くないと私は思いました。
珠城さんは、元々トップになれるスター性を持っている方だと思います。
しかし、劇団の早期就任人事により珠城さんは厳しいトップ人生を送る羽目になりました。
他の方のように、バウや新人公演・2番手・3番手で芸を磨いて周りから刺激を受けて成長してからトップ就任したら、珠城さんはもっと充実したトップスター人生だったんじゃないかなって気がしてならないんです。
退団会見で「今まで自分が耐えて背負ってきたものを、降ろしてもいいのかな」と涙声で振り返ったとの記事を見ました。
とても胸が苦しくなりました。
単に”背負ってきたもの”ではなく、”耐えて背負ってきたもの”という表現が、珠城さんが立たされている状況を物語っているような気がしました。
特にめっちゃファンではなかったが…
私は珠城さんの舞台を始めてみたのが武蔵だったというぐらい、ファンでもなんでもないのですが、今回の退団発表を受けてなぜか私はショックを受けています。
それがなぜなのか自分でもわかりません。
私そんなに珠城さん好きだったかしら?w
でも会見記事をみて、研9からすごい重圧の中耐え、外からのバッシングにも耐えてこられたかと思うと辛くなりました。
研13での退団…早いね。
今からトップ就任でもあり得ますもんね。
トップの経験について、つらいこと、苦しいこと、悲しいこともありましたが、この先の人生で、これを乗り越えられたことは大きかったと思える。と答えられています。
ネガティブな感情しかない。
しかし、そんな状況下でも、リフレーミングして前向きに発言されているのは素晴らしいと思います。
退団までの間、月組トップスターになってよかった!と充実感を感じながら過ごしていただければなぁ〜て思います。
とりあえず、次回作は観に行きます。
ではっ!
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