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宝塚『シャーロック・ホームズ』観劇感想【推理ものと期待するなかれ】

宙組

こんにちは、ponです。

宙組『シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-』『Délicieux(デリシュー)!-甘美なる巴里-』を観劇しました。

今回は『シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-』の観劇感想です。

ネタバレと偏った個人の感想が含まれますので、その点ご承知おきください。

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変わり者のホームズ

なんか新しい真風さんを見た感じがします。

少々変わり者であるホームズの雰囲気を出すためか、動きも割とコミカル調。

事件が動かず「退屈だー!」と、221Bのアパートでバタバタ暴れたり不審な動きをしたり。

ここの真風さん可愛いw

声もいつもより高めだと感じました。

真風さんはクールでゆったりしたイメージがありましたが、新たな役の幅を見ることができました。

見た目に関しては、長身を活かしてロングコートをサッと着こなし、パイプをふかす姿もかっこよかったです。

気の強さ際立つアイリーン・アドラー

今作品が、大劇場でトップ娘役お披露目となる潤花さん。

気が強く男勝りな部分が感じられるアイリーンという役がよく合っていたと思います。

品の良いお嬢様のような役より、こういう役の方が合うタイプかなと感じました。

しかし、背が高い娘役さんですね。

真風さんのマントを借りているシーンがあるのですが、違和感なし。笑

そして、歌に関してですが、アイリーンはミラノ・スカラ座の歌手という設定ですが、潤花さんあんま歌っていなかったような、、、

一回の観劇だったので記憶から飛んでるだけかもしれませんが。

お話が進み、潤花さんソロで銀橋を渡りながら歌うシーンがありました。

地声寄りの歌い方で、しっかり声も出ていましたし音程やテンポがズレることもなかったので、私としては下手ではないと感じました。

エコーはすごかったですが。

ただ、ラストあたりで真風さんとのデュエットで歌うシーンは、高音の為か聴き取れない程、声が出ていませんでした。

でも、演技はお役が合っていましたし、よかったと思います。

イメージとは違うモリアーティ教授(芹香斗亜)

私の勝手なイメージで、モリアーティ教授は頭良すぎてイカレちゃってる人。

爬虫類の様だとも表現されるような、ヤバめな感じかなって思っていました。

でも、キキちゃん(芹香斗亜)が演じるモリアーティ教授は悪の意識なく無邪気に罪を犯している感じ。

ちょっと可愛さすら感じました。笑

もっとダークな感じをイメージしていたので、正直ちょっとイメージとは違いました。

ホームズシリーズの名シーンのひとつ、ライヘンバッハの滝の決闘のシーンはセリの上での殺陣でしたがスピード感もありドキドキしました。

後ろの映像も相まって、なかなか迫力があるシーンだったと思います。

キキちゃんって殺陣も上手いんだなと感じました。

あと、ラストのシーン。

盛大なネタバレになるのでぼかしますが、ニヤッとしてホームズとアイリーンに会釈するところ。

いいわ~

あのベージュのお衣装も似合ってるし、なんかもうあーーーって感じでした。笑

可愛いワトスン(桜木みなと)とメアリー(天彩峰里)

なーんかこのお二人めっちゃ可愛かったです。

今作品の癒し担当。

ずんちゃん(桜木みなと)のいい人感やホームズに振り回されてる感もよかったです。

物腰柔らかな役が本当によくお似合いです。

そして、じゅりちゃん(天彩峰里)歌上手い

すんごく聞きやすかったです。

お二人のデュエットシーンはすごく安心して観れました。

まとめ

私は決してシャーロキアンではないですが、普通にシャーロックホームズシリーズが好きなので今作品はとても楽しみでした。

頭脳戦をどう描くのかな、ホームズがモリアーティ教授を追い詰めるライヘンバッハの滝のシーンはドキドキするだろうな、とか考えるとワクワクが止まりませんでした。

観劇した正直な感想としては、まぁ、うん、って感じです。

ヒリヒリするような推理ものを期待するとガッカリするかも。

ホームズシリーズの舞台化というより、別物の作品という感じかもしれません。

ですが、私は宙組の魅力的なスターさん達のおかげで楽しめました。

割と速いテンポでお話が進むので、飽きずに観ることができるかと思います。

次回はショー『Délicieux(デリシュー)!-甘美なる巴里-』の観劇感想です。

ではっ!

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