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トップコンビだけじゃない【ONCE UPON A TIME IN AMERICA観劇感想③】

雪組

こんにちは、ponです。

前々回は最高にかっこいいだいもんさんについて語りました。

前回は歌が最高に上手いきぃちゃんについて語りました。

そして、今回はその他のキャストの方で私の印象に残った方やシーンについて語ります。

今回もネタバレを含みますのでご承知おきください。

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急なダークサイド 彩凪翔

翔さん、今回めちゃくちゃおいしい役です。

登場までかなり時間かかりますがw

今回演じられた、ジミーという男は何だか不思議な感じでした。

最初は、脱いだ帽子を両手でぎゅっぎゅっしてて小物感がありました。

しかし、マックス達に単身会いに行ったり、今後も裏で手を組みたいと交渉したり、意外と肝が据わっているのかも。

ストの際も周りを先導し、正義感満載の熱い青年かと思いきや、機転を効かせた嘘をサラッとついたり。

でも、そこまで悪役なイメージではなかったです。

しかし、2幕にてマックスを脅して自ら命を落とせと命じる。

かなりのダークサイドに堕ちましたね。しかもめっちゃ急に。

え、そんな悪い人やったんや!ってなりましたw

それと、今回感じたのは、翔さんちょっと歌上手くなってません?

音程が翔さんに合ってるのか、私はいつもより上手に聞こえました。

今回なかなかいい味が出ていてとてもよかったと思います。

チームをまとめる 真那春人

まなはるさんが、こんなに目立つ重要な位置にいて、たくさん舞台でお姿が見られるなんてめっちゃ嬉しいーー!

個人的にまなはるさんの雰囲気、声、顔がとっても好みなのです。

これまでも、割といい役にあたることもありましたが、今回は出演時間も長くて嬉しいです。

その位置、まなはるさんなんやー!ってなりました。

ヌードルスとマックスが揉めたときも、間に入って止めてくれたり。

銀行爆破計画も、まなはるさんが成功を祈るのみかという一声でその場のトゲトゲが一応落ち着きます。

まぁ結局マックスの意見になるのですが。

密かなまなはるさんファンの私としては、今回の配役はとっても嬉しかったです。

話題の女役 朝美絢

作品発表の段階から、あーさが女役やるって話題でしたね。

実際に作品を観られた方々は、あーさのキャロルどうでした?

私は、10年以上男役をやってきた方が女役をするのは難しいことなんだな、って改めて思いました。

なんせ、インフェルノガールとして最初に登場するシーンは、踊り方が完全男役w

肩の入れ方、目線、表情…

男役を極めようとしている今のあーさだからこそ出てくる男役感。

でも、それはそれで、男役が女役をやる意義らしくかっこいいものだったと思います。

あと気になったのは、私が観劇した日は、最後まで歌えるのかなって心配になるぐらい声ガラガラでした。

あーさってお芝居全力だから、今回のように叫ぶシーンがあるとやはり喉を傷めやすいのでしょうか。

千秋楽までまだまだあるので、心配です。

そして、今回は男役のあーさも拝めるという点もおいしいですよね

私は、オープニングで銀橋にズラリと男役さんが並んで踊るシーンのあーさがめっちゃ好きです。

振り付けで、頷くみたいに首を波打たせて動かすところがあるのですが、そこがめっちゃあーさかっこいいんです!

あと、フィナーレの男役さんの群舞の両手を頭の上でパタパタするのも上手。

煽ぐやつじゃない方ね。

なんかPerfumeの振りでありそうなパタパタ。

やっぱり私は男役朝美絢が好きなんだなと痛感しました。

優しさが溢れ出てる 綾凰華

声の感じなのか、表情なのか。

この方はふんわりな雰囲気が、漂うというより溢れ出てる感じがしますw

今回演じられるニックは、子供のころから女の子に囲まれてピアノを弾いたりしていますが、女の子ばかりの場にいても違和感がないくらいすっと溶け込んでいます。

この救いようのない暗い内容のお話の中で、唯一といっていいほど優しい存在な気がします。

デボラの良き相方で、ずっとデボラについてくれているニックがこの作品の良心というか救いのような存在に感じました。

優しいニックが、あやなちゃんにピッタリだったと思います。

適度な可愛げがある 縣千

今回縣さんが演じるパッツィーってスーツもバシッと着てめっちゃかっこいいのに、ちょっとバカっぽいところもあってなんか可愛くないですか?w

私のイメージの縣さんは大型犬。

大きくて強そうだけど、優しくて可愛げがあり一生懸命で忠誠心がある感じ。

その感じが、縣さんに合ってるなって私は感じました。

そしてもう一つの見せ場、ラインダンス。

相変わらず、惚れ惚れするような逞しい脚でしたw

そりゃあれだけ、パワフル且つスピーディーなダンスでブレずに体を支えるってなったら相当な筋力が求められますもんね。

ダンサーらしいあの脚は素晴らしい!!

男役のギラギラフィナーレ

だいもんさんを中心とした男役群舞を終えた後、今度は咲ちゃんを中心とした男役群舞に変わります。

この曲もかっこいいし、男役の皆さんが活き活きギラギラしている感じが見ててとても楽しいシーンです。

そして毎度のことながら、雪組さんの観劇は目が足りないっ!

しかも今回は個々の振り付けもバラバラで細かいし速い。

その上、フォーメーションも速いし大きいので、1回の観劇でしっかり見るのは不可能です。

こういう男役さんがギラギラしているシーンってすごく楽しいですよね。

あっちもこっちも魅力的なので、幸せな忙しさです。

本当に息の合ったデュエットダンス

だいもんさんときぃちゃんって、歌のシーンでも思いますが息を合わせるのが本当に上手だと思います。

すんごいお稽古されてるんでしょうかね。

デュエットダンスのターンやジャンプのタイミングもしっかり合っていて、見ててうっとりします。

真面目なお二人だからしっかりカウント取って自分の癖とかあまり出さないように相手に合わせているのかなとかも考えてしまいます。

デュエットダンスってトップコンビの関係性が垣間見える感じが昔から好きです。

今回はリフトがあるのも見所のひとつですね。

まとめ

私個人の感想は、今回の作品・ヌードルスはだいもんさんにぴったりだったと思います。

かっこよさと、哀れさ、そして渋さもあり、確かな舞台経験を積んでこられただいもんさんだからこそ醸し出せる空気感だったと思います。

また、この時期にあーさを女役として起用するのもなかなか挑戦的だったと思います。

他にも、組長さん、みちるちゃん、あゆみさん、あみちゃん…

脇をしっかりと固めてくれる演技のできる生徒さんがいることも、今の雪組の強みです。

他にも素敵だなって思う生徒さんがいるのですが、お名前がわからないのでそれはまた勉強しときます。

千秋楽までにもう1回ぐらい観に行きたいなって思っています。

ではっ!

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