こんにちは、ponです。
今回は私の経験から、みなさんに同じ思いをしてほしくないって話。
好き嫌いはあって当然
ネットとか見ていると
「○○が嫌いだから、〇組が観に行けない・行きたくない」とか「こんなトップの舞台は見に行きたくない」とかネガティブなコメントを結構見かけます。
それに対して「○○さんが嫌いなら見に行かなきゃいいじゃん」「○○さんだって頑張ってる・うまくなったよ」みたいなコメントも見かけます。
みなさん総じて宝塚愛が強いのか、若さゆえの血気盛んさなのかはわかりませんが、結構こういう記事やコメントでヒートアップしてることって多いですよね。
私も若い時は、「このトップに貴重な時間とお金を割きたくない」とか「この人嫌いだから見に行きたくない」って思うこともありました。
まぁ今でも思うことはありますw
でも、昔ほどそれに関して熱くなることはないです。
人間なので好き嫌いがあって当然ですし、苦手なタイプなどもあるかと思います。
これはしょうがないことです。
みんなが自分と同じ意見なんてあり得ないんですから。
とはいうものの、興味を持てない、若しくは好きじゃないスターさんやトップコンビの舞台って、正直見てて疲れますよね。
しかし、私は年を重ねいろいろな経験から、もしかしたらこの”嫌いだから見に行かない”という考え方は損をしているかも、と今では思っています。
何故損だと思うのか
舞台というのはナマモノで、その一瞬一瞬が貴重なものだと思います。
だからこそ、好きなスターさんの活躍をたくさん見たいと思うのもごもっともです。
ですが、宝塚の人事や演出・脚本を一般人が操作することは不可能です。
ならば、こちらの考え方を変えるのみ!
どうしようもないことに、イライラもやもやしても、自分が疲れるだけなのでオススメできません。
私が何故損だと思うかというと、将来好きになるスターさんの貴重な舞台を見逃すことになるからです。
実際に私がそうだったのです。
私が今大好きなスターさんが3番手以降とかの時代の舞台を、そういう理由から私は全く見に行っていません。
なので、トップや2番手ぐらいになるまで存在を知らなかった方もいます。
下級生の頃から実力がある方、今はしっかりしているのに下級生の頃はワタワタしていた方、組替え前の貴重な組み合わせ。
そんな彼女たちの貴重な姿を私は、他のスターさんへのネガティブな思いから見逃していたのです。
これは、後悔であり悔しさでもありますw
本当にもったいないことをしたぁ…
そして、もしかすると好きじゃなかったスターさんも、見ているうちに好きになっちゃった!なんてことがあるかもしれません。
生徒さんは日々進化されているので、コロッと好きになるなんてことはあり得ることです。
お芝居やショーの作品自体が素晴らしい場合もあります。
特にショーは群舞がかっこよかったり、プロローグがワクワク感たっぷりだったりする場合もあるので、私は見ていた方がいいかなって思います。
実際に私がしたこと
努力されているスターさんに失礼だ!とか、真面目に意見される方も、もしかしたらいらっしゃるかもしれないので大きな声では言えませんがw
今回はそういうことじゃないのでね。
興味のないスターさんが出演されていた舞台を見たときに私が実際にしたことを話します。
- そのスターさんのいいところを探す
- 他のスターさんをガン見
- 舞台装置や背景、バミリをみる
- それまでの話の内容を頭の中で確認
- お衣装チェック
まぁ失礼は失礼ですよね。
一生懸命お稽古して、舞台に立たれている方に対してこの態度。
でもね、本当に興味のないものを見続けるのは辛いんですよw
だから、私は好きなスターさんが出てくるまでの間に集中力を充電するイメージで過ごしています。
そして、「このシーンのメインキャスト以外の人はこんな動きをしているのか」とか「背景はこんな風に作られているのか~」とか、劇場に足を運んだからこそ気づけることも意外とたくさんあります。
まだスポットライトまでは遠いけど、いい位置に立たせてもらってる下級生とかを探すのも、未来のスターを探すみたいでおもしろいかも。
いつもとは違った楽しみ方をするのもおもしろいと思いますよ。
安く観劇しよう
私は、舞台はできれば生で見たい派です。
生オケで楽しめるお芝居やショーの迫力、あの劇場で味わえる非日常感も大好きです。
ですが、やっぱりチケット代ってなかなか生活費を圧迫しますよねw
なので私は興味の薄い公演は、基本的になるべく安く抑えるようにしています。
- B席:3,500円
- 当日B席:2,000円
- 立見:2,500円
上記のどれかで大体見ています。
A席5,500円も私には高いので…w
まとめ
どうでしたか?
考え方を少し変えて、少し心に余裕をもって触れてみたら、自身も周りも少しは穏やかになるのではないでしょうか。
あれだけ生徒さんもたくさんいるので、嫌いな人がいてもおかしくないと思います。
そして、楽しみ方・感じ方なんて人それぞれっ!!
それが芸術の楽しさですしね。いろんな考え方・意見があるんだな~ぐらいの気持ちで接すると、心のトゲトゲがちょっと減ると思います。
みなさんで気持ちよく宝塚を楽しめるといいですね。
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